勢理客橋(読み)じつちやくばし

日本歴史地名大系 「勢理客橋」の解説

勢理客橋
じつちやくばし

[現在地名]浦添市勢理客二丁目・仲西三丁目

小湾こわん川下流に架けられた石造橋で、近世勢理客じつちやく村と仲西なかにし村を結んだ。那覇と国頭方面を結ぶ街道(通称国頭街道)上にあり、間切集成図に橋が描かれ、右岸には石碑も記される。康熙三〇年(一六九一)の勢理客橋碑によれば、同一八年に元のとおり石橋に改修されたが、同三〇年一月の洪水により損壊したため石細工延べ七九六人・人夫延べ七千六一人をおよそ二〇日動員して竣工、世名城親雲上政安親子による渡り初めを挙行した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む