化粧塩(読み)ケショウジオ

デジタル大辞泉 「化粧塩」の意味・読み・例文・類語

けしょう‐じお〔ケシヤウじほ〕【化粧塩】

魚の焼き上がりを美しくするために、焼く直前に振りかけたり、尾やひれにまぶしたりする塩。

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精選版 日本国語大辞典 「化粧塩」の意味・読み・例文・類語

けしょう‐じおケシャウじほ【化粧塩】

  1. 〘 名詞 〙 魚を焼く際に、焼き上がりを美しくするために直前に振りかけたり尾やひれにまぶしたりする塩。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「化粧塩」の意味・わかりやすい解説

化粧塩
けしょうじお

焼き魚の処理法の一種。魚貝類を姿のまま焼くときに、尾やひれに塩をまぶして焦げないようにする。このときに用いる塩を化粧塩という。焼くと塩が乾いて美しく、文字どおり化粧をしたようになる。また魚貝類を塩焼きにする場合、塩をふってしばらくして洗い落とすか、立塩(たてじお)(5~10%くらいの塩水)につけて引き上げたあと、塩をぱらりとふるのも化粧塩の一種である。化粧塩は焼く直前に魚の水分をよくとってふるのであるが、尾びれの場合は人差し指親指で尾びれを開き、塩をたっぷりすり込んで焼く。

多田鉄之助

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「化粧塩」の解説

けしょうじお【化粧塩】

魚を焼くときに、焼き上がりを美しく見せるために、焼く直前に表側に塩を振ること。特に、焦げるのを防ぐため、尾やひれにまぶすように塩をつけること。◇「飾り塩」ともいう。尾びれ・背びれなどのひれにつけるものは「ひれ塩」ともいう。

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