日本歴史地名大系 「北中条村」の解説 北中条村きたちゆうじようむら 石川県:河北郡津幡町北中条村[現在地名]津幡町北中条横浜(よこはま)村の南に位置し、集落は南の南中条村とともに北陸街道に沿う。当地から太田(おおた)までの間には古代条里遺構とみられる地割があり、地名はこれに由来するとされる。もとは南中条村も含め中条と称された。正保郷帳では高一千三〇石余、田方四一町・畑方二七町六反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高一千一一五石、免五ツ五歩、小物成は山役一九四匁・野役二二匁・蝋役二匁・油役三匁(三箇国高物成帳)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by