北斗庵一樹(読み)ほくとあん いちじゅ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北斗庵一樹」の解説

北斗庵一樹(初代) ほくとあん-いちじゅ

1787-1827 江戸時代後期の狂歌師
天明7年生まれ。初代絵馬屋額輔の弟。江戸の人。朱楽菅江(あけら-かんこう)にまなぶ。北斗連をひきい,東夷庵古渡(とういあん-こわたり),西来居未仏(さいらいきょ-みぶつ),南亭葉々広(なんてい-はばひろ)とならんで山の手判者東西南北のひとり。文政10年8月4日死去。41歳。姓は松下。名は善政通称は覚之丞,のち一郎右衛門。

北斗庵一樹(2代) ほくとあん-いちじゅ

1821-1897 江戸後期-明治時代の狂歌師。
文政4年生まれ。初代北斗庵一樹の孫。北斗連の判者。明治30年10月2日死去。77歳。江戸出身。姓は松下。通称は覚之丞。初号は御影堂折主。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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