ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北栄町」の意味・わかりやすい解説 北栄〔町〕ほくえい 鳥取県中部,北部で日本海に臨む町。南は倉吉市,東は湯梨浜町,西は琴浦町に接する。 2005年北条町と大栄町が合体し北栄町となった。北条砂丘に覆われた海岸部から南下するにつれて水田地帯が広がり,南部は丘陵地になっている。東に天神川,西に由良川が流れ,その流域に集落がある。東部には古墳や遺跡などがあり,出土品も多い。西部の由良宿周辺は,江戸時代に鳥取藩の藩倉が設置され,宿場町として栄えた。江戸時代末期に鳥取藩が築造した海岸砲台の一つである由良台場跡は国指定史跡。農業が盛んで,土地改良事業が実施された砂丘地ではブドウ,タバコ,ラッキョウなどを生産。ほかに特産品としてスイカやナガイモ,ワインが知られる。南西部の山あいには木造千手観音立像など国の重要文化財2体を含む古仏多数を安置する東高尾観音寺がある。 JR山陰本線,国道9号線,313号線が通じる。面積 56.94km2。人口 1万4228(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「北栄町」の解説 北栄町ほくえいちよう 2005年10月1日:東伯郡北条町・大栄町が合併⇒【北条町】鳥取県:東伯郡⇒【大栄町】鳥取県:東伯郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by