北海道・三陸沖後発地震注意情報

共同通信ニュース用語解説 の解説

北海道・三陸沖後発地震注意情報

日本海溝・千島海溝沿いでマグニチュード(M)7以上の地震があれば、より大きな巨大地震の可能性が高まったとして国が発表する。事前避難や経済活動制限は求めず、避難経路の確認や家具固定などを呼びかける。津波被害の軽減などが目的。7道県182市町村が対象で、特に注意すべき期間は1週間。国は発表の頻度を2、3年に1回程度と見込み、M8級以上の後発地震が起こる確率は100回に1回程度とする。M9・0の巨大地震による東日本大震災の2日前、M7・3の前震があったことなどを踏まえ、昨年末に国が導入した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android