1995年(平成7)設立の北海道千歳リハビリテーション学院が前身。2017年に4年制大学へと改組した。建学の精神は「医療専門職教育を通じて真の人間を育成」である。2017年現在,千歳市にキャンパスを構え,健康科学部リハビリテーション学科に123人の学士課程学生が在籍する。前身校では1600人を超す卒業生を輩出しており,その数は北海道内の理学療法士および作業療法士の5人に1人に相当する。教育研究でも前身校の実績が活かされ,保健・医療・福祉・介護の連携に対応できる人材の育成,地域振興・活性化への貢献がその目的に掲げられている。生涯の学び舎となることをめざしており,研修会や講習会,さらにはウェブでの教育システムを活用することで,国家資格取得後の学びのサポート体制の構築にも注力している。
著者: 戸村理
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報