山川 世界史小辞典 改訂新版 「北緯38度線」の解説
北緯38度線(ほくいさんじゅうはちどせん)
第二次世界大戦終了期の1945年8月,朝鮮半島にいた日本軍の武装解除を北緯38度線を境にして分担することを米ソが協定した。しかし,戦後の冷戦状態のなかでこの線は固定化されて,朝鮮民族を分断した。朝鮮戦争の結果,従来の38度線を少し移動した軍事境界線が成立し,現在の分断線になっている。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
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