匠丁(読み)しょうてい

精選版 日本国語大辞典 「匠丁」の意味・読み・例文・類語

しょう‐てい シャウ‥【匠丁】

〘名〙 奈良平安時代飛騨国岐阜県)を中心として毎年政府に徴発された正丁(二一歳以上六〇歳以下の強健な男子)の木工。その技術で奉仕することにより調・庸の代わりとした。
令義解(718)賦役「毎里点匠丁十人

しょう‐ちょう シャウチャウ【匠丁】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「匠丁」の意味・読み・例文・類語

しょう‐てい〔シヤウ‐〕【匠丁】

奈良・平安時代、飛騨国から徴用された正丁せいていの木工。その役務の代わりに調が免除された。しょうちょう。

しょう‐ちょう〔シヤウチヤウ〕【匠丁】

しょうてい(匠丁)

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