精選版 日本国語大辞典 「匠手」の意味・読み・例文・類語 しょう‐しゅシャウ‥【匠手】 〘 名詞 〙① 神亀五年(七二八)に設置された中務省の内匠寮(たくみりょう)に属し、殿舎の修繕・調度の製作などにたずさわった下級の技術官人。[初出の実例]「使部已下雑色匠手各有数」(出典:続日本紀‐神亀五年(728)八月甲午)② 明治一九年(一八八六)二月、宮内省の内匠寮に置かれた判任の技術官。同二二年七月、官制改正により技手と改名。〔明治一九年二月四日宮内省官制(1886)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例