十念を授く(読み)じゅうねんをさずく

精選版 日本国語大辞典 「十念を授く」の意味・読み・例文・類語

じゅうねん【十念】 を 授(さず)

  1. 僧が南無阿彌陀仏六字名号を一〇遍唱えて信者阿彌陀仏との縁を結ばせる。浄土宗では、葬式のとき、引導のあと、導師が六字の名号を一〇度唱えることをいう。
    1. [初出の実例]「易(やす)きこ十念をば授け申すべし、それについてもおことは誰そ」(出典謡曲敦盛(1430頃))

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