十王詣(読み)じゅうおうもうで

精選版 日本国語大辞典 「十王詣」の意味・読み・例文・類語

じゅうおう‐もうでジフワウまうで【十王詣】

  1. 〘 名詞 〙 正月一六日と七月一六日は、冥土(めいど)死者の罪を裁く十王の一人である閻魔王賽日(さいにち)なので、この日に寺院十王図や地獄変相図を拝んだり、閻魔堂に参詣したりすること。俳諧では、特に七月一六日の十王詣・閻魔参りを季題とする。したがって、旧暦では秋、新暦では夏の季に属する。《 季語・夏 》

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