千成瓢箪(読み)せんなりびょうたん

精選版 日本国語大辞典 「千成瓢箪」の意味・読み・例文・類語

せんなり‐びょうたん‥ベウタン【千成瓢箪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ウリ科の果菜ユウガオの栽培品種ヒョウタンに近いが果実は長さ三センチメートルぐらいで小さく、多数できる。未熟果を煮たり奈良漬にしたりして食べる。せんなりひさご
    1. [初出の実例]「今宮千生瓢箪(いまみやのセンナリベウタン)」(出典:俳諧・毛吹草(1638)四)
  3. 瓢箪の群生している様子図案化したもの。豊臣秀吉馬印として有名。せんなりひさご。
    1. [初出の実例]「是より後瓢箪を馬印にし、戦功有毎に小き瓢を一つ宛増けるにぞ、千生瓢箪(センナリベウタン)とて其名天下に普く高し」(出典:読本絵本太閤記(1797‐1802)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「千成瓢箪」の解説

千成瓢箪 (センナリビョウタン)

植物夕顔品種

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android