20世紀日本人名事典 「千田夏光」の解説
千田 夏光
センダ カコウ
昭和・平成期の評論家,ノンフィクション作家,小説家
- 生年
- 大正13(1924)年8月28日
- 没年
- 平成12(2000)年12月22日
- 出生地
- 旧満州・大連
- 本名
- 千田 貞晴(センダ サダハル)
- 学歴〔年〕
- 日本大学法文学部社会学科中退
- 経歴
- 毎日新聞記者を経て著述業。当初は“手作りの美”を追う著作が多かったが、のちに戦争を材料にしたものを多く取り扱う。弱い立場の者を描くドキュメンタリー作家としてルポルタージュ作品を発表した。著書に「死者の告発」「終焉の姉妹」「従軍慰安婦〈正・続〉」「従軍慰安婦・慶子」「精薄児の書いたラブレター」「民芸旅行」「後継ぎはないのか」「天皇と勅語と昭和史」「俘虜になった大本営参謀」「皇軍阿片謀略」「新天皇の足音」「皇后の股肱」「甕の中の兵隊」「錠光如来」など多数。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報