午時花(読み)ごじか

精選版 日本国語大辞典 「午時花」の意味・読み・例文・類語

ごじ‐か‥クヮ【午時花】

  1. 〘 名詞 〙 アオギリ科の一年草。インド原産で、古く渡来し、金銭花(きんせんか)と称されたが、現在では観賞用としてまれに栽培される。茎は高さ〇・六~一メートルぐらいになる。茎や葉には短毛が生える。葉は披針形で互生し、長さ一〇センチメートルほどで縁には鋸歯(きょし)がある。夏から秋にかけ、葉腋(ようえき)に一~二個、径三センチメートルぐらいの赤色の五弁花を下向きに開く。花が昼間だけ開き、夜は閉じたり、散ったりするところからこの名がある。漢名、午時花、金銭花、夜落金銭。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「九月〈略〉午時花(ゴジク)」(出典:俳諧・毛吹草(1638)二)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「午時花」の解説

午時花 (ゴジカ)

学名Pentapetes phoenicea
植物。アオギリ科の一年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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