南京町(読み)ナンキンマチ

デジタル大辞泉 「南京町」の意味・読み・例文・類語

ナンキン‐まち【南京町】

中華街のこと。

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精選版 日本国語大辞典 「南京町」の意味・読み・例文・類語

なんきん‐まち【南京町】

〘名〙 中国以外の国で、中国人が一か所に集まって住んでいる区画、町をいう俗称。中華街。
横浜毎日新聞‐明治一二年(1879)二月二五日「本港居留地南京町では諸方石垣板塀へ『敬惜字紙』と書た一尺四方斗りの箱を下げて置き」

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日本歴史地名大系 「南京町」の解説

南京町
なんきようまち

[現在地名]松山市三番さんばん町一―二丁目

松山城下町の東部の町。唐人とうじん町と平行して、その北を東西に通る町筋とその周辺を含む。東と南は唐人町、北は北京きたきよう町、西端は小唐人ことうじん町に直角に接する。町名の初見は明確でないが、元禄年間(一六八八―一七〇四)の記事を載せた「松山町鑑」(伊予史談会蔵)の「水呑町拾八町」のなかに大唐人北横おおとうじんきたよこ町があり、天保七年(一八三六)北京町と改称後世注記がある。

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