南京鼠(読み)ナンキンネズミ

デジタル大辞泉 「南京鼠」の意味・読み・例文・類語

ナンキン‐ねずみ【南×鼠】

ハツカネズミの飼養白変種。実験用・愛玩用。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「南京鼠」の意味・読み・例文・類語

なんきん‐ねずみ【南京鼠】

  1. 〘 名詞 〙 中国原産のハツカネズミの飼育変種。体はごく小さく、体長約七センチメートル、尾長約六センチメートル。全身純白で虹彩(こうさい)の赤いもの、黒白または茶と白のぶちで虹彩の黒いものなど各種ある。生物学医学の実験用のほか愛玩用に飼育される。マウス。なんきん。
    1. [初出の実例]「狭い土間の内を南京鼠(ナンキンネズミ)のやうに駈回って」(出典恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「南京鼠」の解説

南京鼠 (ナンキンネズミ)

学名Mus musculus wagneri
動物。ネズミ科のネズミ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android