20世紀日本人名事典 「南英一」の解説 南 英一ミナミ エイイチ 昭和期の化学者 東京大学名誉教授。 生年明治32(1899)年11月29日 没年昭和52(1977)年9月15日 出生地兵庫県 学歴〔年〕東京帝大理学部化学科〔大正12年〕卒 経歴昭和8〜10年ドイツ留学後、東京帝大理学部鉱物学科講師、化学科助教授を経て、17年教授に就任、35年まで務め、のち名誉教授。以後上智大教授を務めた。日本の隕石化学を創始し、温泉、火山、南極石、北投石の研究などを行った。また日本分析化学会、日本分光学会、日本温泉科学会の会長を歴任し、地球化学の発展に貢献。著書に分光分析の教科書「分光分析」(共著)などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「南英一」の解説 南英一 みなみ-えいいち 1899-1977 昭和時代の地球化学者。明治32年11月29日生まれ。昭和17年東京帝大教授,のち上智大教授。希土類元素の分光分析をすすめ,隕石(いんせき)化学の創始に貢献した。日本分析化学会,日本分光学会,日本温泉科学会の会長を歴任。昭和52年9月15日死去。77歳。兵庫県出身。東京帝大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by