南英周宗(読み)なんえい しゅうそう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「南英周宗」の解説

南英周宗 なんえい-しゅうそう

1363-1438 南北朝-室町時代の僧。
貞治(じょうじ)2=正平(しょうへい)18年生まれ。臨済(りんざい)宗。鎌倉建長寺で得度する。のち京都の春屋妙葩(みょうは),絶海中津(ちゅうしん)らに師事白崖宝生(ほうしょう)の法をつぎ,越前(えちぜん)(福井県)の牛耕寺と近江(おうみ)(滋賀県)の香積(こうしゃく)寺をひらいた。永享10年4月15日死去。76歳。武蔵(むさし)出身。俗姓は秦。号は懶雲。著作に「南英和尚語録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android