南部南山(読み)なんぶ なんざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「南部南山」の解説

南部南山 なんぶ-なんざん

1658-1712 江戸時代前期-中期儒者
万治(まんじ)元年生まれ。肥前長崎の人。南部草寿(そうじゅ)にまなび養子となる。木下順庵(じゅんあん)に師事し木門十哲のひとりといわれる。のち草寿のあとをつぎ富山藩につかえた。正徳(しょうとく)2年3月7日死去。55歳。本姓は小野。名は景衡。字(あざな)は思聡。通称は昌輔。別号に環翠園。著作に「環翠園史論」「喚起漫草」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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