卵胞期(読み)ランポウキ

デジタル大辞泉「卵胞期」の解説

らんぽう‐き〔ランパウ‐〕【卵胞期】

月経が始まってから排卵までの時期。月経周期前半にあたる。卵巣で、数個~数十個の卵胞が成長するが、そのうち1個だけが成熟し、残りの卵胞は退化する。子宮では、卵胞から分泌されるエストロゲン作用によって子宮内膜が増殖して厚くなる。基礎体温は低温期に入る。卵胞が成熟すると、エストロゲンの分泌が急増し、下垂体から黄体形成ホルモンが放出されることにより、卵胞のが破れ、卵子が排出される(排卵)。排卵後、卵胞は黄体に変化する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の卵胞期の言及

【排卵】より

…するとその刺激で,子宮体内膜は崩壊剝離して月経出血が始まる。月経開始から排卵までの卵胞期と呼ばれる時期の長さは大体10~28日くらいで一定していないのに対し,排卵後月経開始の前日までの黄体期の長さは14±2日と一定しているというのが荻野久作により発表された荻野説(1924)で,この説は広く世界的に認められている。排卵時期および排卵の有無をしらべる検査法にはいろいろあるが,いちばん広く使われているのは基礎体温法である。…

※「卵胞期」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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