卵麺(読み)ランメン

デジタル大辞泉 「卵麺」の意味・読み・例文・類語

らん‐めん【卵麺】

らん切り」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「卵麺」の意味・読み・例文・類語

らん‐めん【卵麺】

〘名〙 鶏卵をつなぎに加えた蕎麦。卵入りのそばきり。らんぎり。
洒落本・通人三国師(1781)発端「いまいましいのなまうできげんやみくもにらんめんをやれば正直そばの女郎も」

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日本の郷土料理がわかる辞典 「卵麺」の解説

らんめん【卵麺/蘭麺】


➀卵をつなぎに用いた小麦粉そば粉で作る麺。普通、小麦粉のものをいい、そば粉のものは「卵切(らんぎ)り」ということが多い。
➁➀の一種で、岩手県南部の江刺地方を中心とした奥州市周辺の名産品。小麦粉に卵を混ぜ、塩と少量の水を加えて練って作る、そうめんのように細い乾麺。

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