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厚膜集積回路 あつまくしゅうせきかいろthick-film integrated circuit

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

厚膜集積回路
あつまくしゅうせきかいろ
thick-film integrated circuit

基板として絶縁体 (通常はガラスや磁器) を用い,この上に膜状の抵抗器,コンデンサコイルなどを形成し,半導体素子は電極端子を接着し,これらの素子の間を金属膜で接続して構成した集積回路。厚膜と称するのは,膜をインキまたはペースト状のものとして基板に印刷もしくは塗布したのち,焼成するため,膜厚が数μm~50μm程度になることによる。モノリシック集積回路に比べて,材料の選択と設計の自由度が高いため応用範囲が広く,アナログ回路,高抵抗,高精度の回路や比較的電力の大きい用途に供されるが,集積度を上げるには限度があり,単価を下げにくい。半導体集積回路と組合せた混成集積回路として用いることが多い。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内の厚膜集積回路の言及

【膜集積回路】より

…そのため,通信・工業用などのやや特殊な用途に用いられることが多い。厚膜集積回路はスクリーン印刷機を用いてセラミックス基板上に厚膜ペーストを印刷し,焼成して電子回路としたものである。薄膜集積回路のような微細パターンの形成は困難であるが,製造工程で真空技術を必要としないため,生産性,経済性に優れ,民生機器をはじめ広い分野に応用されている。…

※「厚膜集積回路」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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