原呉山(読み)はら ござん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原呉山」の解説

原呉山 はら-ござん

1827-1897 幕末-明治時代の陶工
文政10年生まれ。永楽和全と交遊し,青木木米(もくべい)を手本として,文久年間(1861-64)楽焼をつくる。明治13年金沢鶯谷(うぐいすだに)に,また石川県江沼郡山代でも窯をひらいて陶工を指導門下諏訪蘇山(すわ-そざん)らがいる。明治30年死去。71歳。加賀(石川県)出身。名は与三兵衛。通称は紺屋伊右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android