原子力潜水艦寄港問題(読み)げんしりょくせんすいかんきこうもんだい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「原子力潜水艦寄港問題」の意味・わかりやすい解説

原子力潜水艦寄港問題
げんしりょくせんすいかんきこうもんだい

1963年1月,アメリカは日本に対し原子力潜水艦の寄港承認を申入れた。池田内閣は,核に対する国民感情安全性や事故発生の際の損害補償問題などを理由難色を示し,寄港承認を引延ばした。しかし 64年8月,ついに寄港受諾を通告した。野党は強く反対したが,同年 11月 12日,米原潜『シードラゴン』号が初めて佐世保入港,以来佐世保と横須賀への原潜寄港が常習化した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む