原田謙堂(読み)はらだ けんどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原田謙堂」の解説

原田謙堂 はらだ-けんどう

1814-1893 幕末-明治時代の医師。
文化11年7月3日生まれ。家は因幡(いなば)(鳥取県)の神職で,また代々眼科医鳥取藩の家老荒尾氏の眼病を治療し,士分となる。江戸の箕作阮甫(みつくり-げんぽ)に入門。美作(みまさか)(岡山県)津山で野上玄伯から種痘法をまなび,因幡と伯耆(ほうき)(鳥取県)で最初の種痘を実施。維新後は種痘医試験掛などをつとめた。明治26年12月9日死去。80歳。名は義寛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む