原発避難者訴訟

共同通信ニュース用語解説 「原発避難者訴訟」の解説

原発避難者訴訟

東京電力福島第1原発事故の避難者らが2013年以降、東電と国に損害賠償を求めた集団訴訟は約30件に上り、原告は1万2千人を超える。事故前の生活環境に戻す「原状回復」や避難生活の費用休業損害などを請求。国の指針に基づき東電が支払った賠償が不十分だとし、古里を失ったことへの慰謝料も求めた。一審二審で23件の判決が出ており、国の賠償責任を認めたのは12件、否定したのが11件だった。全ての判決が東電の賠償責任を認めている。

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