厳正中立(読み)ゲンセイチュウリツ

デジタル大辞泉 「厳正中立」の意味・読み・例文・類語

げんせい‐ちゅうりつ【厳正中立】

[名・形動]どちらへも偏らないで、きびしく中立立場を守ること。

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精選版 日本国語大辞典 「厳正中立」の意味・読み・例文・類語

げんせい‐ちゅうりつ【厳正中立】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) どちらへもかたよらないで、中立の立場をかたく守ること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「共に厳正中立(ゲンセイチウリツ)ではあるが、同じ所で同じ事をやるからには〈略〉云はば敵味方の間柄だ」(出典:駒のいななき(1916)〈巖谷小波〉八)

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四字熟語を知る辞典 「厳正中立」の解説

厳正中立

どちらへもかたよらないで、中立の立場をかたく守ること。また、その様子

[使用例] 選考委員長という公平を旨とする立場にあるだけに、よけいに厳正中立、公正無私ということに神経を使っておられる様子だが[山崎豊子白い巨塔|1965]

[使用例] 軍部の最高の実力者であるブラッツ将軍〈略〉は人民連合に対しても一貫して、厳正中立な態度を保ち、アジェンデにつかえてきたのです[五木寛之戒厳令の夜|1976]

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