図書館情報学用語辞典 第5版 「参考事務規程」の解説 参考事務規程 1961(昭和36)年3月15日に日本図書館協会公共図書館部会参考事務分科会が採択した,公共図書館を念頭に置いたレファレンスサービスの基準.原型は神戸市立図書館長の志智嘉九郎(1909-1995)が作成した「神戸市立図書館相談事務規程」(1959)である.規程には,目的,定義,回答事務の原則,回答の制限,担当者と分掌事務,回答事務,参考資料の整備,記録,統計・調査,読書相談,研修が23条で記されている.この規程は参考事務に対する認識を高めたが,現在に至るまで一度も改正されていない.レファレンスサービスの高度化により,現在のサービスに適用できない条項も含まれている.[参照項目] レファレンスサービス | レファレンスワーク 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by