双星(読み)ソウセイ

デジタル大辞泉 「双星」の意味・読み・例文・類語

そう‐せい〔サウ‐〕【双星】

並んで見える二つの星。牽牛星織女星の類。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「双星」の意味・読み・例文・類語

そう‐せいサウ‥【双星】

  1. 〘 名詞 〙 二つを組にして見る星。牽牛星と織女星の類。
    1. [初出の実例]「七夕〈略〉双星(サウセイ)星河」(出典:俳諧・俳諧新式(1698)秋の詞よせ)
    2. [その他の文献]〔沈佺期‐奉和晦日駕幸昆明池応制詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「双星」の意味・わかりやすい解説

双星
そうせい
amphiaster

動物細胞や下等植物細胞の核分裂の際に現れる星状体が,核をへだてて2個生じるので,これをまとめて双星または両星という。微小管蛋白質であるチュービュリンから成り,やがて両娘細胞に分れて,染色体を引寄せる中心となる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android