叔英宗播(読み)しゅくえい そうばん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「叔英宗播」の解説

叔英宗播 しゅくえい-そうばん

?-1441 室町時代の僧。
臨済(りんざい)宗。太清宗渭(たいせい-そうい)の法をつぐ。将軍足利義持(よしもち)の信任うけ,相国寺,建仁寺,南禅寺住持となる。義堂周信(ぎどう-しゅうしん),絶海中津(ぜっかい-ちゅうしん)に学芸をまなび,文筆にすぐれた。嘉吉(かきつ)元年9月19日死去。播磨(はりま)(兵庫県)出身。別号に交蘆道人。著作に「五灯会元抄」,編著に「禅林曇華集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android