取様(読み)トリサマ

デジタル大辞泉 「取様」の意味・読み・例文・類語

とり‐さま【取(り)様】

「様」のつくりを「取」の字の草体で書いたもの。目下の人への宛名に用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「取様」の意味・読み・例文・類語

とり‐よう‥ヤウ【取様】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手に取る方法、手つき。また、物事の扱い方。
    1. [初出の実例]「弓の取様(トリヤウ)、馬の乗り貌(かたち)、優なる男にぞ見えたりける」(出典源平盛衰記(14C前)四二)
  3. ことば態度の受けとり方。理解仕方
    1. [初出の実例]「乱暴とより外に取(ト)りやうのない一徹一図な点も」(出典:道草(1915)〈夏目漱石七三)

とり‐さま【取様】

  1. 〘 名詞 〙 宛名の下の「様」の字の旁(つくり)を「取」の字の草体に崩したもの。目下の人への宛名に用いる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む