六訂版 家庭医学大全科 の解説
口唇裂と口蓋裂の受診医療機関
(口・あごの病気)
口唇裂、口蓋裂は、生まれた時から社会人となったあとまで、継続した治療が必要です。子どもさんの成長につれて、見た目だけでなく、言葉、歯並びや噛み合わせ、顎の発育などさまざまな問題が生じます。手術は口腔外科および形成外科が担っていますが、言語治療、耳鼻咽喉科、矯正歯科、小児科などとチーム医療を行っている医療機関で治療を受けることをすすめます。
一般社団法人日本口蓋裂学会では『口唇裂・口蓋裂の治療プラン全国111診療チームにおける現況』と題した小冊子を刊行しています。チーム代表者の施設名、チームの構成メンバー、出生前診断に対するカウンセリングの有無、治療法や治療時期、チームの特徴が記載されており、医療機関をさがす際の参考になるでしょう。一般社団法人日本口蓋裂学会事務局 〒1350033東京都江東区深川2411一ツ橋印刷学会事務センター(電話0356201953)にお問い合わせください。
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報