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口腔外科 こうくうげかoral surgery

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

口腔外科
こうくうげか
oral surgery

臨床医学の一分野。文字のうえからは口の中のみを対象とする外科ととられがちであるが,実際には口腔内に限らず,口腔機能に関与する部分がすべて対象であるから,上下顎,顎関節,顔面,頸部などの外科的治療も含まれる。すなわち,抜歯をはじめ,顎骨内嚢胞などの良性腫瘍舌癌などの悪性腫瘍唾液腺疾患,顎骨骨折などの顎顔面外傷,先天異常の唇顎口蓋裂下顎前突症,口腔粘膜疾患,顎関節強直症などの治療を行う。大学の歯学部,医学部および歯科大学,医科大学に診療科がおかれている。

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デジタル大辞泉の解説

こうくう‐げか〔‐ゲクワ〕【口×腔外科】

顎骨(がっこつ)・口舌の腫瘍(しゅよう)などの疾患や外傷を扱う外科・歯科の診療科目。→口腔内科

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百科事典マイペディアの解説

口腔外科【こうくうげか】

口腔外科(こうこうげか)

口腔外科【こうこうげか】

正式には〈こうくうげか〉。歯科医学の一分科。抜歯,歯槽膿漏(しそうのうろう)の手術,顎骨骨折,口腔癌唇裂(三つ口)・口蓋裂などの奇形を主要な対象とする。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうこうげか【口腔外科 oral surgery】

臨床歯科医学の専門分科の一つで,正式には〈こうくうげか〉と読む。顔面,顎,口腔領域を構成する上・下顎骨,歯などの硬組織や口唇,歯肉,舌などの軟組織,さらに,これらの周辺に存在する口腔機能に重要な役割をなす関連器官,すなわち顎関節,唾液腺,各リンパ節などに生ずる病変の診断および治療に関して研究する学問である。この学問に基づいて口腔外科的技術が開発され,処置が行われるのが口腔外科の臨床である。処置の対象となる病変は,口腔領域の軟組織損傷および顎骨骨折の外傷,炎症,囊胞性疾患,良性および悪性腫瘍,先天異常,顎骨変形症,顎関節疾患,リンパ系疾患,神経疾患,系統的骨疾患,その他全身性疾患に起因ないしは関連する口腔粘膜病変などである。

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世界大百科事典内の口腔外科の言及

【口腔外科】より

…顔面,顎,口腔領域を構成する上・下顎骨,歯などの硬組織や口唇,歯肉,舌などの軟組織,さらに,これらの周辺に存在する口腔機能に重要な役割をなす関連器官,すなわち顎関節,唾液腺,各リンパ節などに生ずる病変の診断および治療に関して研究する学問である。この学問に基づいて口腔外科的技術が開発され,処置が行われるのが口腔外科の臨床である。処置の対象となる病変は,口腔領域の軟組織損傷および顎骨骨折の外傷,炎症,囊胞性疾患,良性および悪性腫瘍,先天異常,顎骨変形症,顎関節疾患,リンパ系疾患,神経疾患,系統的骨疾患,その他全身性疾患に起因ないしは関連する口腔粘膜病変などである。…

【歯科】より

…臨床歯学には,口腔外科学,歯科補綴(ほてつ)学,歯科保存学,歯科矯正学,小児歯科学,歯科麻酔学,歯科放射線学,予防歯科学が含まれている。口腔外科学oral surgeryは,口腔,顎,その隣接組織に生じる先天的・後天的疾患の診断や外科的治療とその予防についての学問である。歯科補綴学prosthetic dentistryは,歯,口蓋,顎骨などの失われた部分を形態的,機能的に回復させるための方法を研究対象とする学問で,最近では顎や顔の一部が失われたものの修復をする顎顔面補綴も含まれるようになってきた。…

※「口腔外科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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