ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「古人口学」の意味・わかりやすい解説 古人口学こじんこうがくpalaeodemography 近代的な人口統計の行なわれる以前の,過去の人口現象を,断片的な古記録,遺跡の規模や分布,古人骨の死亡年齢の推定などから明らかにしようとする学際的な学問分野。人口学,歴史学,考古学,人類学の立場からの研究がある。考古学では過去の人類集団の人口規模の推定が試みられ,人類学では平均寿命の時代的な変遷の研究などが行なわれる。(→人口) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by