日本歴史地名大系 「古佐布郷」の解説
古佐布郷
こさわごう
紀ノ川の支流で南岸の山地を流れる
古佐布の名は寛弘元年(一〇〇四)九月二五日の太政官符案(前田家本「高野寺縁起」所収)にみえ、当時、高野山金剛峯寺と中納言平惟仲との係争地の一つであった。弘安八年(一二八五)九月日付の高野山金剛峯寺寺領注文(「続風土記」所収)には「古佐布郷
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
紀ノ川の支流で南岸の山地を流れる
古佐布の名は寛弘元年(一〇〇四)九月二五日の太政官符案(前田家本「高野寺縁起」所収)にみえ、当時、高野山金剛峯寺と中納言平惟仲との係争地の一つであった。弘安八年(一二八五)九月日付の高野山金剛峯寺寺領注文(「続風土記」所収)には「古佐布郷
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