召合(読み)めしあわせ

精選版 日本国語大辞典 「召合」の意味・読み・例文・類語

めし‐あわせ‥あはせ【召合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. めしあわせること。召して相対させること。
  3. 引戸障子などで、両方から引き寄せて閉じるようになっているもの。また、その合わさる所。
    1. [初出の実例]「貫はきながら、召合せの内へ走入て屏風障子を踏破り」(出典:太平記(14C後)三五)
  4. 相撲の節(せち)の当日、左右相撲人(すまいびと)を召し出して勝負を決めさせること。相撲(すまい)の召し合わせ。
    1. [初出の実例]「相撲(すまひ) 諸国供御の人をめしあつめて七月にすまひの節といふ事をおこなひて天子の御覧ずる也、始をば召合といふ、後にすぐりてめさるるを抜手といふなり」(出典:俳諧・俳諧新式(1698)七月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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