台湾泥鰌(読み)タイワンドジョウ

デジタル大辞泉 「台湾泥鰌」の意味・読み・例文・類語

たいわん‐どじょう〔‐どぢやう〕【台湾泥鰌】

スズキ目タイワンドジョウ科の淡水魚全長約60センチ。形態生態ともカムルチーに似ていて、ともに雷魚らいぎょとよばれるが、体側斑紋小さい。中国南部・台湾原産で、日本には台湾から渡来、関西地方で野生化した。ライヒー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 ハン

精選版 日本国語大辞典 「台湾泥鰌」の意味・読み・例文・類語

たいわん‐どじょう‥どぢゃう【台湾泥鰌】

  1. 〘 名詞 〙 スズキ目タイワンドジョウ科の淡水魚。中国南部・台湾原産で、日本には台湾から移殖され石垣島と関西地方の一部に繁殖している。水野部の池沼などの、水草の多い所を好む。体は丸くて細長く、全長四〇センチメートルぐらいになる。繁殖時に浮巣をつくる。空気呼吸をする。背方は暗緑褐色で腹方は白く、体側の上下に条斑(はん)が並ぶ。貪食(どんしょく)で、有用魚を捕食するので害魚とされる。類似種のカムルチーと混称して雷魚(らいぎょ)と呼ばれる。ライヒー。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「台湾泥鰌」の解説

台湾泥鰌 (タイワンドジョウ)

動物。タイワンドジョウ科の淡水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む