叺子(読み)カマスゴ

デジタル大辞泉 「叺子」の意味・読み・例文・類語

かます‐ご【×叺子】

関西で、イカナゴ別名に入れて発送するからとも、カマス稚魚と誤ったからともいう。

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精選版 日本国語大辞典 「叺子」の意味・読み・例文・類語

かます‐ご【叺子】

  1. 〘 名詞 〙 ( 叺に包んで出荷するからとも、魳(かます)に似て小さいからともいう ) 魚「いかなご(鮊子)」の異名。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「鶯の寒き声にて鳴出し〈二嘯〉 雪のやうなるかますごの塵〈乙州〉」(出典:俳諧・ひさご(1690))

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