ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「合成樹脂工業」の意味・わかりやすい解説
合成樹脂工業
ごうせいじゅしこうぎょう
plastics industry
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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…実質上はプラスチックplasticと同義と考えてよいが,プラスチックは成形品になるもののみをいう場合がある。
[合成樹脂工業]
古くから,松やに(ロジン),昆虫の分泌物のシェラックなどが天然樹脂として知られ,また,半合成樹脂としてセルロイド(ニトロセルロース),アセチルセルロースなどが生産されていたが,合成樹脂工業の歴史は1907年にアメリカのL.H.ベークランドが発明したベークライトbakeliteに始まる。ベークライトはフェノールとホルマリンから純粋に人工的に合成された物質で,フェノール樹脂の一つである。…
※「合成樹脂工業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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