吉川之経(読み)きっかわ ゆきつね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉川之経」の解説

吉川之経 きっかわ-ゆきつね

1415-1477 室町時代武将
応永22年生まれ。吉川経信(つねのぶ)の長男安芸(あき)(広島県)山県郡大朝(おおあさ)の国衆(くにしゅう)。康正(こうしょう)3年厳島(いつくしま)神社神主家と安芸分郡守護武田信賢(のぶかた)との間に紛争が生じた際,武田氏をたすけて,武田氏の銀山(かなやま)城を攻めた周防(すおう)・長門(ながと)守護の大内教弘(のりひろ)の軍勢を撃退した(山本合戦)。文明9年1月7日死去。63歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android