デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉成恒次郎」の解説 吉成恒次郎 よしなり-つねじろう 1824-1877 幕末の武士。文政7年生まれ。吉成又右衛門の次男。常陸(ひたち)水戸藩士。尊攘(そんじょう)激派に属し,「戊午(ぼご)の密勅」返納を阻止しようと安政6年同志と長岡宿に結集。翌年薩摩(さつま)鹿児島藩邸に攘夷(じょうい)決行をうったえ,謹慎処分をうける。のちゆるされて京都警備などにあたった。明治10年5月14日死去。54歳。名は一徳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例