吉田幸三郎(読み)ヨシダ コウザブロウ

20世紀日本人名事典 「吉田幸三郎」の解説

吉田 幸三郎
ヨシダ コウザブロウ

昭和期の文化財保存保護



生年
明治20(1887)年

没年
昭和55(1980)年3月2日

出生地
東京

学歴〔年〕
早稲田大学文学部英文学科中退

主な受賞名〔年〕
菊池寛賞〔昭和36年〕

経歴
坪内逍遙に師事私財を投じて演劇・美術・伝統音楽など有形無形の文化財の保存、保護に尽した。昭和42年秋の叙勲を断ったことは有名。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田幸三郎」の解説

吉田幸三郎 よしだ-こうざぶろう

1887-1980 昭和時代の文化財保護者。
明治20年生まれ。速水御舟(はやみ-ぎょしゅう)の義兄坪内逍遥(しょうよう)の演劇研究所でまなび,大正2年舞台協会を結成,経営する。私財を投じて美術品邦楽,邦舞などの保存・保護につくした。昭和36年菊池寛賞。昭和55年3月2日死去。93歳。東京出身。早大中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android