吉田清基(読み)よしだ きよもと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田清基」の解説

吉田清基 よしだ-きよもと

1831-1867 幕末武士
天保(てんぽう)2年生まれ。薩摩(さつま)鹿児島藩士。山崎闇斎(あんさい)に傾倒し,三島通庸(みちつね),大山綱良(つなよし),柴山景綱(かげつな)らと親交をむすぶ。寺田屋事件に関係して帰藩謹慎となる。薩英戦争では決死隊となりイギリス艦を攻撃。太宰府(だざいふ)にうつされた三条実美(さねとみ)らの警護にあたった。慶応3年8月19日死去。37歳。通称は清右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android