吉田芝渓(読み)よしだ しけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田芝渓」の解説

吉田芝渓 よしだ-しけい

1752-1811 江戸時代中期-後期の農学者。
宝暦2年生まれ。上野(こうずけ)(群馬県)渋川村の人。家業の繭(まゆ)・煙草(たばこ)商のかたわら儒学を地元の山崎石燕(せきえん)や京都からきた平沢旭山(きょくざん)にまなぶ。のち家業をやめ一族で芝中新田を開拓。その体験から農書「開荒須知」「養蚕須知」などをあらわした。文化8年6月19日死去。60歳。名は友直。字(あざな)は子正。通称は宇助,甚兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android