吉良宣義(読み)きらのぶよし

精選版 日本国語大辞典 「吉良宣義」の意味・読み・例文・類語

きら‐のぶよし【吉良宣義】

室町後期の武将。宣経の従兄弟右近と称する。土佐の人。南村梅軒朱子学を学び、宣経を補佐。宣経の死後、その子宣直に忠言したが聞かれず、かえって禁固され、自殺。(━一五六二

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉良宣義」の解説

吉良宣義 きら-のぶよし

?-? 戦国時代の武将。
土佐(高知県)吾川郡(あがわぐん)弘岡の吉良峰(きらがみね)城主吉良宣経(のぶつね)の従弟。宣経の世継ぎ宣直(のぶなお)が治政をおこたるのをいさめて禁固に処され,永禄(えいろく)(1558-70)のはじめごろ断食して死をむかえたという。通称は右近。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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