吉雄権之助(読み)よしお ごんのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉雄権之助」の解説

吉雄権之助 よしお-ごんのすけ

1785-1831 江戸時代後期のオランダ通詞
天明5年生まれ。吉雄耕牛の子。志筑(しづき)忠雄,ズーフにまなぶ。文政元年江戸番小通詞,のち長崎の鳴滝塾シーボルト通訳をつとめた。わが国最初の英和辞書諳厄利亜(アンゲリア)語林大成」の編集,蘭日辞書「ズーフ-ハルマ」の訳編にくわわった。天保(てんぽう)2年5月21日死去。47歳。肥前長崎出身。名は永保,尚貞。号は如淵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android