デジタル大辞泉 「同類項」の意味・読み・例文・類語 どうるい‐こう〔‐カウ〕【同類項】 1 数式で、係数は異なっても文字因数が全く同じである項。2 同じたぐいのもの。仲間。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「同類項」の意味・読み・例文・類語 どうるい‐こう‥カウ【同類項】 〘 名詞 〙① 数式で係数以外の文字因数が全く同じであるような項。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕② 転じて、同じような性質、状態をもっていること。同類であること。主に、あまり好ましくない共通点のあることをいう。[初出の実例]「我子の不所行を笑はれてゐた私の父母も、近所に同類項を得て」(出典:途上(1932)〈嘉村礒多〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「同類項」の意味・わかりやすい解説 同類項どうるいこうidentically named terms; similar terms たとえば,計算式 2a+4b+3a=5a-2b+6b における,2a ,3a ,5a のように数係数以外の文字がまったく同じ単項式を,同類項という。したがって,4b ,-2b ,6b も同類項である。同類項は加え合せることができる。たとえば,多項式 P(x)=3x3+2x-x2+4x+x3-5x2 では,3x3 と x3 ,-x2 と -5x2 ,2x と 4x はそれぞれ同類項であるから加え合せて P(x)=4x3-6x2+6x とすることができる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by