デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「名取雅樹」の解説 名取雅樹 なとり-まさき 1814-1900 明治時代の実業家。文化11年生まれ。明治4年直(じか)揚げ製糸機械を考案。7年完成の山梨県営勧業製糸場の経営にあたり,蚕糸業発展の基礎をきずく。12年自由民権運動の高揚の中で県令の勧業政策が非難されたことから責任者を辞任し,翌年名取製糸場を創設。明治33年9月28日死去。87歳。甲斐(かい)(山梨県)出身。初名は彦兵衛。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例