日本歴史地名大系 「向日比村」の解説 向日比村むかいひびむら 岡山県:玉野市向日比村[現在地名]玉野市向日比一―二丁目・深井町(ふかいちよう)北は利生(おどう)村に接し、三方は瀬戸内海に面する。戦国期、村央の城(しろ)山と利生村境の地蔵(じぞう)山には四宮隠岐守一族の居城があり、日比湊を根拠地に備讃瀬戸を扼していた。元和三年(一六一七)の児島郡物成帳では田畠高四六石余。寛永備前国絵図では高四一石余。宝永七年(一七一〇)の家数一九・人数一九五、船一五(「手鑑」四宮文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報